英語を書くとき・スピーチをするとき気をつけなければいけないこと -Definite or Tentative-
英語で情報を発信するときつまりスピーチをしたり小論文やエッセイを書くときに気をつけないといけないことがあります。特に私たち日本人がよく陥りやすいのが、一番重要なメッセージがTentativeになってしまうことです。Tentativeを辞書で引くと
tentative /téntətɪv/ 形容詞more ~; most ~1 〈同意日時などが〉仮の, 不確定な, 暫定的な, 試験的な▸ a tentative agreement [plan]暫定協定[試案]▸ fix a tentative date for departure仮の出発日を決める.2 自信なさげな, 不確かな, ためらいがちな▸ take a tentative stepおそるおそる最初の一歩を踏み出す.~ness((
英英辞典では
tentative |ˈtɛntətɪv| adjectivenot certain or fixed; provisional: a tentative conclusion.
確かではない、固定ではない
というような意味になります。
逆にDefiniteは
definite /déf(ə)nət/ (!強勢は第1音節) →define形容詞more ~; most ~1 〈物事が〉明確な, はっきりとした; 正確な, 確かな; 一定の, 限定された; 〖it is ~ that節〗…ということは確実である▸ I don't have a definite answer [idea].明確な答え[はっきりした考え]を持っていません▸ set [fix] a definite date for ……の日取りをはっきりと決める▸ definite signs of panicパニックの明らかな徴候▸ for definiteはっきりと.2 〖名詞の前で〗まぎれもない (!強意表現) ▸ The answer is a definite no.答えは絶対にノーだ.
definite |ˈdɛfɪnət| adjectiveclearly stated or decided; not vague or doubtful: we had no definite plans.
はっきりとしたこと、決定されたことを意味し、不明確ではないということを意味します。
これがどういうことかというと例を作って説明したいと思います。
「私は、我が社の商品がソリューションになると思います。」 という日本語を英語に訳したときに、多くの人が
"I think our product might be the solution."としてしまいます。
そうではなく、
"I'm confident that our product will be the solution"
『私は我が社の商品がその解決策になると自信を持っています』
"I'm certain that our product will solve your issue"
『私は我が社の商品がその課題を解決すると確信しています』
などとすると、はっきりと自分のメッセージを伝えることができます。
ずっと細部にまで丁寧に作り上げて来たスピーチやエッセイの出来がここで決まります。ここ一番のメッセージがTentativeになってしまうとあなたのスピーチ、エッセイ、会社やあなた自身でさえ信用できないと思われてしまっても仕方ありません。よく考えてください。乗ったタクシーの運転手が「安全な旅になることをお祈りします」とか、新品でMacbookAirを買ったときAppleの販売員が「多分感電しないと思います」とか、携帯電話のショップの店員が「バッテリーが爆発することはないと思いますよ」とか。
ここ一番でメッセージをはっきりと伝えられないというのは大げさですがこういうことです。最後の最後に今まで積み上げて来たことを全部自分で瓦解させてしまうことを避けるために、自分の英語がどれだけdefiniteなのかを考えながら一番大事なメッセージを作りましょう。
Definiteな英文の例
- A number of complaints must be counted and evaluate to identify where's the issue in the organisation.
- I'll make sure that the irregular system mentenance will be scheduled early next week.
- I'm confident that the product suite your use.
- I'm certain that NASA will reach the mars within this decade.
- It's vital to remember that the item does not come with a warranty.
つまりDefiniteなセンテンスを作るためには
- I'll make sure that
- I'm conficent that
- My experience tells me
- I know you'll be happy if
- I'm certain that
- It's vital to
- It will benefit to
などの言葉を使って自分のメッセージに確実性を持たせることが重要になります。
逆にTentativeな英文の例を見てみましょう
- I think the number of complains must be counted and evaluate to identify where's the issue in the organisation.
- It might be possible that the NASA will reach the mars within this decade.
- I really hope that the product suite your use.
こちらはセンテンスの内容がはっきりしません。もしこれがあなたの伝えたいメッセージならエッセイやスピーチの中に埋もれてしまって、何が言いたかったのかはっきりしなくなってしまいます。
以下の文章を使うとはっきりとしないメッセージになってしまうので、一番大事なメッセージを伝えるためには使わないようにすることが重要です。
- Maybe,
- It's possible that
- I think
- In the past
- I hope
- Please note that
DefiniteとTentativeお分かりいただけたでしょうか。
もしもっといい例文などあればコメント欄などにお願い致します。
私が英語の勉強で使っている3つのアプリ・WEBサービスの紹介
英語の勉強をしたい、始めたいけどどれを使ったらいいかわからない、、、という方はかなりいると思います。たくさんWEBサービスやアプリケーションがありますが、これから紹介するのはこのオーストラリア生活4年で英語の勉強に本当に役に立ったものの紹介です。
はじめに断っておきますが、ガチで勉強したい人向けです。
英語を勉強しないと死んじゃうとか、英語を勉強しないと生活できなくなるとかそんな人向けです。私はオーストラリアでの生活を始めてから、英語で話さないと生活できない、勉強しないと死ぬという環境に身を置いて本当に全く話せないところからここまできました。その中で役に立ったアプリ・サービスですのでこれから海外へ留学、海外に行って仕事をするという方にもオススメです。
Grammarly
英語を勉強する上で、私が一番時間がかかったのがグラマーつまり文法です。グラマーを勉強する際に一番の問題になるのは自分が正しいと思って書いている文章を自分で添削するのが難しい点です。ですので誰か先生やこういった添削サービスを利用することになります。
Grammarlyは入力した文章のグラマー・ボキャブラリーなどを添削することに特化した有料サービスです。WEB上でも動きますし、PC・Macにアプリをダウンロードしても動きます。小論文や簡単なEメール、ちょっとしたビジネスメールなどをリアルタイムで添削をしてもらえます。インターネットに接続しないと動かないという欠点がありますが、クリックひとつで間違えていた箇所を直してくれるので、スピード感のあるビジネスメールでも十分に使えます。私は勉強・仕事両方で使っています。間違えていた箇所が、どうして間違えているのかやなぜ変えたほうがいいかの説明も出てきます。年間約USD140のサービスなので決して安くはないです。しかしどれだけの英語を添削したかやどんな文法的な間違いが一番多かったかなどのメールが受け取れるので、来週はこの文法に気をつけて書こうと自分の弱みを一つ一つ改善していけます。
Longman Dictionary of Contemporary English
私の使っているこちらはiPadのアプリになります。他にも同じような辞書アプリがありますが、一番気に入っている点はアメリカ英語の発音と英国英語の両方の発音が収められている点です。英語のWebsiteやサービス記事などは世界中にあふれていますが、その中にもし初めて見る言葉があって、読み方がわからない時にこれを使います。こちらの音声再生はオフラインで動作するのでインターネットが使えない環境でも使えます。私が和英辞典や英和辞典ではなく、この英英辞書を使うのは日本語の定義と英語の定義に若干の違いがある場合があるので、英和・和英辞書を引いても完全に英語やそのバックグラウンドまで理解できないことがあったためです。和英辞典や英和辞典はちょっとした確認用でこちらの辞書をメインで使っています。インターネットに繋げばその言葉の含まれている例文を再生することもできます。
edX
最後に私がオススメしたいのはedXというサイト。こちらは本来ならば様々なコースの中から自分の好きな分野や受けたいと思ったコースを無料で受講できるサービスなのですが英語の勉強にも最適です。なぜかというと一度見ていただければわかりますが、英語を母国語としない人にもわかるように、レクチャー内容がビデオ映像になっていて、しかも字幕が出るので何を言っているかわからなかったとしても字幕を見て理解することができます。ビデオも字幕もダウンロードして何度でも見ることができますし、ビデオの内容は様々ですが長すぎることはありません。長くても10分ぐらいです。何よりも重要なのが、自分の興味のある分野を勉強できるという点です。興味のある分野で、そのトップにいる人のレクチャーを受けられ、しかも英語の勉強につながる。これは英語の勉強に対するモチベーションを保つのが大変で諦めてしまう方や実際諦めてしまった方のほとんどが、英語の勉強を実際の生活に結びつけて考えることができないからだと私は思っています。自分の興味のある分野の探究心や知的探究心をくすぐられるような分野のコースを受講してみて楽しみながら英語の勉強をしてみましょう。
スチューデントビザの変更手続きの概要
オーストラリアにおいてスチューデント(学生)ビザを申請する際の手続きが変更になりました。ここではスチューデントビザの手続き全体の概要と、とても面倒臭くなった大幅に変更になった内容の注意点を紹介していきたいと思います。
大まかな手続きの流れと大きな変更点
- オーストラリアimmi(移民局)アカウントの取得、新申請書の作成、保存
- 学校からのCOE(Confirmation of Enrollment:入学確認証明)の取得
- OSHC(Overseas Student Health Cover:海外学生健康保険)の加入
- 基本情報の入力(略)と大変面倒になった質問内容の入力
- 申請書のサブミット(送信)と申請費用の支払い
大きな変更点としては、小論文項目が追加されたことと、自身の就業履歴、家族の生年月日などの入力を求められるようになったことです。これによって、スチューデントビザの申請は以前よりも細かく、本当に就学目的での渡航かどうか確かめられることになります。これは就業目的のビザで入国した外国人、ここではオーストラリア人以外の外国人が2週間で40時間(週20時間以内での就業)を大きく超えて働く人があとをたたないため、オーストラリア人の就業機会を圧迫していることが影響しています。オーストラリアで就学する人は就学したのちに帰国しどんな仕事に就く希望かまで記入・申請をしければなりません。その代わりとは言えませんが、健康診断の結果を申請時に送信しなくてもよくなりました。以前は健康診断に300ドルほどかかっていたのを考えると申請者にとってはかなり負担が少なくなりました。
オーストラリアimmi(移民局)アカウントの取得、新申請書の作成、保存
オーストラリアでビザを取得する方は必ずこちらの移民局で手続きをする必要があります。紙の書類での申請ではなく全てオンラインで申請をする形になります。過去に申請をしたことある場合を除いてアカウントを持っていることはないはずですので、"Create immiaccount"をクリックして移民局アカウントを作成します。アカウントの作成に関しては難しいことはありませんので、具体的な手続きはこちらでは省略します。アカウントの作成が終了したらNew applicationをクリックして新しい申請書を作成し保存してください。
学校からのCoE(Confirmation of Enrollment:入学確認証明)の取得
オーストラリア国内の学校へ進学する場合、学校から入学証明を発行してもらう必要があります。学校やコース内容、コースへの進学要件など条件が違いますのでこちらは省略させていただきます。入学する学校やパッケージ内容によってはビザ申請の際にCoEが複数入力する必要になる場合があります。ですので、CoEの内容:入学日や学校の終わる日などと合わせてCoEが幾つあるのか、期間などは必ず整理し確認しましょう。複数の学校にて別のカリキュラムを受ける場合は特に注意が必要です。次の学校でのカリキュラムが始まるまでが長すぎる、例えば最初の学校が終わってから3ー4ヶ月後に次の学校のカリキュラムが始まる、などになるとその間に別のビザ申請が必要になるか国外に出なければいけない場合があります。
OSHC(Overseas Student Health Cover:海外学生健康保険)への加入
オーストラリアで学生ビザを取得する場合申請する全員は海外学生保険への加入が義務です。年間500ドルから600ドルします。500ー600ドルというのは、加入する保険会社によって若干の差異があるためと、2017年3月末ごろから保険料の値上がりがあったためです。下記の会社がオーストラリアにおけるOSHCを取り扱っています。月々払いや年間の保険一括払いなどが選択できますが、基本的にクレジットカードが必要になるかと思います。自分の学生ビザに必要なCoEに記載されている保険料金の支払いが終わったら保険番号が発行されますので、そちらは必ず後になっても自分の番号がわかるようにメールを削除しないようにしておきましょう。実際私は非常に大きなおできが足にできた時にGP(簡単な診察と場合によっては専門医を紹介してくれる診療所)で診察を受け、その料金の30パーセントほどがOSHCでカバーされました。
- Australian Health Management
- Allianz Global Assistance (subcontracted by Lysaght Peoplecare)
- BUPA Australia
- Medibank Private
- nib
基本情報の入力と変更になった質問内容の入力
基本情報の入力については省略させていただきますが基本的なビザ申請の内容には変更点はありません。飛行機に乗って国外に行く際に機内で記入する用紙が読める・書けるようでしたら特に問題なく基本的な自分の情報の記入は難しくないと思います。ですが、下記の変更になった申請内容については若干の注意が必要になると思います。
Other names / spellings
パスポートに記載されている名前以外に名前を持っている場合こちらに記入が必要です。婚姻などによる姓の変更についても記入し、その理由についても明らかにする必要があります。私の場合、私が高校生の時に両親の離婚によって姓がかわり以降10年以上その姓で生活していましたが、その場合も記入が必要でした。
Other Family Members
ここでは申請者の家族構成について明らかにする必要があります。両親・兄弟はもとより兄弟姉妹の配偶者、自身のパートナーの両親、パートナーの姉妹兄弟についても申請します。名前のスペル、誕生日、仕事、居住国など一人一人記入していきます。
Funding for Stay
ここでは自身の財力つまり学費や滞在費、航空券などを支払える財力があると宣誓する必要があります。オーストラリア政府では、オーストラリアにおける滞在費を約19,830ドル(約150万円)としています。これに学費、航空券などを足した滞在費を自身で賄えると宣誓しなければなりません。また、資金のある銀行名の入力が必要になりますが、銀行口座の番号などの申請は必要ありません。
OSHC
海外学生保険の加入・お金の支払いをした際の番号の記入を求められます。
Education
学歴、高校・大学・大学院の詳細を求められます。専攻、入学、卒業日などの入力が必要です。
Employment History
職歴について記入します。仕事の役職名、働き始めた日と退職した日を全て入力する必要があります。
Future Employment
ここでは将来希望する職種について記入する必要がありますが、ここで注意しなければならないのは、オーストラリアでの就業を希望する場合でも、この学生ビザの申請時にそれを申請内容に入れることはかなりリスキーであるということです。
Country visited
過去の海外渡航履歴を明らかにする必要があります。
Visa History
渡航した際のビザの種類
Genuine Temporary Entrant(GTE) STATEMENT
おそらく、新しくビザを申請する方の一番の難関がこちらのGTE Statementです。こちらではなぜオーストラリアで学生ビザを申請するのかということの簡単な小論文を書かなければなりません。永住目的ではないかの確認、
Example:記入例
"I have been working in Japan as xxxxx for 10 years, yet I wanted to improve my knowledge and career, so that I decided to study xxxx degree at xxxxx university.
This is because it's hard to find an opportunity to study xxxx degree in Japan due to none of education provider in Japan. Also the xxxx degree will install great advantages and knowledge in my career path to be xxxx in the future, therefore, I decided to study the xxxx degree in Australia.
Moreover, due to my insufficient English knowledge to acquire the knowledge of xxxx degree, I was asked to take English class in xxxx institute which has a partnership program between xxxx university. I am going to improve my English skills for future education at the institute for 3 months before the xxxx degree starts from xxth,January is neccesary because the criteria of enrollment in the university course IELTS score was 5.5, however my score of IELTS was 5.0. As completeing the program and education in the university, I am going to back to Japan and look for a xxxx job eventually.
I have enough saving to cover entire stay: educaton and living in Australia in xxxxx Bank.
I sincerely appreciate if you could process my student visa.
このようになぜオーストラリアでの就学を希望するのかや就学する専攻と自身のキャリアなどを簡単ではありますが説明する必要があります。
非常に長くなりましたが、スチューデントビザの変更手続きの概要についてはこれで終わりです。
最近このブログについては完全に放置していましたが、今月・先月・先々月のPVが非常に高くなっており、書いた記事に関心のある方がたくさんいるんだなと感じ再開させることにいたしました。今後はオーストラリア特にシドニーでの仕事や暮らし、文化やお得な情報について発信していきたいと思っています。もちろん、英語の勉強についてもいろいろ記事を書いていきたいと思っています。
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ワーキングホリデーでの仕事探し セカンド申請可能な仕事とは?
オーストラリアでのワーキングホリデー期間は、1年間(入国してから1年間)ですが、それを2年間(入国してから2年間)まで延長出来ます。それをセカンドというのですが、これをする為には