ただいまIELTS 6.5 -オーストラリア留学生活-

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英語を書くとき・スピーチをするとき気をつけなければいけないこと -Definite or Tentative-

英語で情報を発信するときつまりスピーチをしたり小論文やエッセイを書くときに気をつけないといけないことがあります。特に私たち日本人がよく陥りやすいのが、一番重要なメッセージがTentativeになってしまうことです。Tentativeを辞書で引くと

tentative /téntətɪv形容詞more most 〈同意日時などが〉仮の, 不確定な, 暫定的な, 試験的な▸ a tentative agreement [plan]暫定協定[試案]▸ fix a tentative date for departure仮の出発日を決める.自信なさげな, 不確かな, ためらいがちな▸ take a tentative stepおそるおそる最初の一歩を踏み出す.ness((

英英辞典では

tentative |ˈtɛntətɪvadjectivenot certain or fixed; provisional: a tentative conclusion.

確かではない、固定ではない

というような意味になります。

 

逆にDefiniteは

definite /déf(ə)nət(!強勢は第1音節) →define形容詞more most 〈物事が〉明確なはっきりとした正確な, 確かな一定の, 限定された〖it is  that節〗…ということは確実である▸ I don't have a definite answer [idea].明確な答え[はっきりした考え]を持っていません▸ set [fix] a definite date for ……の日取りをはっきりと決める▸ definite signs of panicパニックの明らかな徴候▸ for definiteはっきりと.名詞の前で〗まぎれもない (!強意表現) ▸ The answer is a definite no.答えは絶対にノーだ.

 

definite |ˈdɛfɪnətadjectiveclearly stated or decided; not vague or doubtful: we had no definite plans.

はっきりとしたこと、決定されたことを意味し、不明確ではないということを意味します。

 

 

これがどういうことかというと例を作って説明したいと思います。

「私は、我が社の商品がソリューションになると思います。」 という日本語を英語に訳したときに、多くの人が

"I think our product might be the solution."としてしまいます。

そうではなく、

"I'm confident that our product will be the solution"

『私は我が社の商品がその解決策になると自信を持っています』

"I'm certain that our product will solve your issue"

『私は我が社の商品がその課題を解決すると確信しています』

などとすると、はっきりと自分のメッセージを伝えることができます。

 

ずっと細部にまで丁寧に作り上げて来たスピーチやエッセイの出来がここで決まります。ここ一番のメッセージがTentativeになってしまうとあなたのスピーチ、エッセイ、会社やあなた自身でさえ信用できないと思われてしまっても仕方ありません。よく考えてください。乗ったタクシーの運転手が「安全な旅になることをお祈りします」とか、新品でMacbookAirを買ったときAppleの販売員が「多分感電しないと思います」とか、携帯電話のショップの店員が「バッテリーが爆発することはないと思いますよ」とか。

ここ一番でメッセージをはっきりと伝えられないというのは大げさですがこういうことです。最後の最後に今まで積み上げて来たことを全部自分で瓦解させてしまうことを避けるために、自分の英語がどれだけdefiniteなのかを考えながら一番大事なメッセージを作りましょう。

 

Definiteな英文の例

  • A number of complaints must be counted and evaluate to identify where's the issue in the organisation.
  • I'll make sure that the irregular system mentenance will be scheduled early next week.
  • I'm confident that the product suite your use.
  • I'm certain that NASA will reach the mars within this decade.
  • It's vital to remember that the item does not come with a warranty.

つまりDefiniteなセンテンスを作るためには

  • I'll make sure that
  • I'm conficent that
  • My experience tells me
  • I know you'll be happy if
  • I'm certain that
  • It's vital to
  • It will benefit to

などの言葉を使って自分のメッセージに確実性を持たせることが重要になります。

 

 

逆にTentativeな英文の例を見てみましょう

  • I think the number of complains must be counted and evaluate to identify where's the issue in the organisation.
  • It might be possible that the NASA will reach the mars within this decade.
  • I really hope that the product suite your use.

こちらはセンテンスの内容がはっきりしません。もしこれがあなたの伝えたいメッセージならエッセイやスピーチの中に埋もれてしまって、何が言いたかったのかはっきりしなくなってしまいます。

以下の文章を使うとはっきりとしないメッセージになってしまうので、一番大事なメッセージを伝えるためには使わないようにすることが重要です。

  • Maybe,
  • It's possible that
  • I think
  • In the past
  • I hope
  • Please note that

 

DefiniteとTentativeお分かりいただけたでしょうか。

もしもっといい例文などあればコメント欄などにお願い致します。